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ケースファンの分解メンテナンス 1

この記事は最新更新日から、4年以上経過しています。

先日PCが壊れたので色々いじってたら、ケースファンがひとつあまったので分解掃除してみた。

埃まみれのケースファン

今回バラしたケースファンは SilverStone製 の HA1225L-12SF-Z
徹甲弾ファンなんて呼ばれ方もしてるもので7,8年くらい前?のものです。

しっかしまぁきったねーな!

いざ分解

ケースファンの分解方法は製品によって変わってきます。

今回分解するファンはファン本体中央のシールを剥がして、分解用のメンテホール&キャップがなかったのでただ羽を引っこ抜くタイプと勝手に判断しました。
※ メンテホールが無くても羽を引っこ抜くタイプじゃないものもあります。

ちなみにオーソドックなタイプの分解方法は別記事で。

手で羽を掴んで引っこ抜こうとすると高確率で羽を割ってしまうので、ドライバーなどの工具を2本使って、

可能な限り均等に力を加えてそぉい!と気合をいれて引き抜いてあげます。

運よく折れも曲がりもなく抜けてくれました。

上の画像中央下あたりにある黒い小さな破片っぽいのは、軸受けの部分にハマるシート状のパーツ。
羽の取り外しの時、ポロっと出てきたんだけどゴミかと思って危うく捨てるところでした。
ファンによって謎パーツが組み込まれてる事はよくあるので分解の際は注意が必要です。

清掃&グリス塗布

ということでたまりに溜まったホコリの除去を。

羽の部分は電子部品が無かったので水と食器用洗剤でジャブジャブ丸洗い、フレーム側は無水エタノールとキムワイプ、めん棒でちまちまと拭き落としていきました。

ちなみにこのファンは軸部にオイル汚れが無かったです。
オイルレス仕様なのかオイルが切れたのかはわかりません。

で、汚れを落としてあげたら軸の部分にグリスを塗ってあげます。

どんだけ塗ればいいのか検討もつかないので、いつもテキトーな量を塗ってあげてます。

グリスはネットで評判のものもあるけど
ファンが一つ買えるような値段なので安いものをチョイス
というか比較する気もないので自分には安物でお似合いだよ!

完成&テスト

分解する時と逆の手順で本体に再び羽を差し込んであげて完成です。

新品には及ばないもののかなりキレイになるもんです。

異音が鳴るようになってきたファンにグリス塗り直しはかなり有効的。

自分の場合、ファンのメンテが終わったら動作のテストもしてます。
実際にPCに組み込んでグリスが飛び散った、とかいうのは嫌なので~

ていうか実際、ケースファンってメンテさえしてあげれば半永久的に動きそうな気がするんだけどどうなんだろ?
手持ちのファンで壊れて動かなくなったってファンが無いんだよなぁ。

オワリ~

コメント

  1. 不可抗力で自作 より:

    メンテナンス、クリーニング、大変参考になりました。
    同社新製品air penetrator 120i proが1,800円くらいで発売されるんで、コスパと風圧的にnoctuaとも、そろそろ世代交代なのかな…と思ってましたが…。
    なるほど…結構、埃というか汚れが落としにくい所にたまりますね。

    逆に螺旋状のガード部分に引っ掛かる分だけラジエターとかが汚れない…かもね、とも考えられるし買う時検討してみます。
    安いから汚れたら捨てて買い換えるのも矢鱈と気が引けますし…悩みます。

    なかなか近頃のPC雑誌とかでは見られないテーマだったので面白かったです。

    • ぬこ八 より:

      air penetrator 120i proよさげですねー
      とはいえ使用中のファンが壊れてくれないから同じく買い替えは気が引ける…!

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