古いCPUがあまってたのでなんとなく殻割りの練習をしてみた。
殻割りするCPU
殻割りの練習に使用したCPUは、INTEL Core2Duo E4400
過去にヤフオクで百円程度で購入したもの。
練習用としては安くてちょうどよいかなぁと。
ただ殻割りする直前に調べてわかったんだけど、この世代のCPUのヒートスプレッダの熱伝導方式がグリスかソルダリング(はんだ)かはCPUによって違うらしい。
今回殻割りするE4400はググってみたもののグリスなのかソルダリングかわからない!
わからないもんは実際やってみるしか!
殻割り方法 万力&ハンマー
お金をかけたくなかったので今回殻割りする方法は手持ちの道具だけで出来る方法をチョイス。
参考動画はCPU本体がすっ飛んでいくという夢が広がる動画になってます😂
早速E4400を動画を参考にしつつ そぉい!と景気よく叩いてみた。
本当にスコーンとCPUが飛んでいった!やったね!
ちなみにE4400はグリスでした。
結果…
基板が欠けた…!
養生しなかったから万力で挟んだ跡も…!
お手軽が故に破壊する可能性高し!
殻割り方法 安物専用ツール
そんなわけで万力&ハンマー法は危険すぎるので、今度はお安い中華製の殻割りツールを買ってみました。
購入前にチェックした情報通り、若干ネジ穴の精度が低いようで、何度かネジ穴をネジでグリグリしてあげたら回るようになりました。
まずは念のためビニールテープでCPUを養生。
んでもって殻割りツールにセット。
ツールとCPUの形状が適合しない場合は基板やらCPU裏のチップが欠けるので使用しないように注意~
この時ドライヤー等を使って温めてあげるととれやすくなるそうです。
ゆっくり回していくとヒートスプレッダが外れたあたりで
手ごたえがあるのであるのでわかると思います
この段階で殻割りツールからCPU取り出すと、
手で掴んでヒートスプレッダを外せるようになっているはず
思ってた以上に簡単に成功した…!
まとめ
今回はあくまで殻割りの練習ということでヒートスプレッダー再固定の工程は割愛。
再固定の工程は後日別記。
殻割りの練習で古いCPUを買うなら事前にグリス式かソルダリング式なのか確認しましょう。
ソルダリングされたCPUだと殻割りする際にコア欠けさせる可能性が高いです。
とりあえず古めのCPUの殻割りをするなら安いのでいいので専用ツール買っといた方がいいと思います。
オマケ
実際に殻割りしてみたもの一覧
INTEL Core2Duo E2200 | LGA 775 | グリス | |
INTEL Core2Duo E4400 | LGA 775 | グリス | |
INTEL Core2Duo E6550 | LGA 775 | ソルダリング | |
INTEL i3 530 | 第1世代 | LGA1156 | グリス+ソルダリング |
INTEL i5 750 | 第1世代 | LGA1156 | グリス |
INTEL CELERON 1610 | 第3世代 | LGA1155 | グリス |
INTEL i5 4590S | 第4世代 | LGA1150 | グリス |
INTEL i7 4770 | 第4世代 | LGA1150 | グリス |
i3 530なんですが、
第1世代ってダイが2つなのかな?
しかもグリスとはんだってなんで余計な手間かけてんだろ?
公式的なソースはないんですが、ネットで見かけた情報だとCPUとGPUで別ダイのようです。
で、CPU側がソルダリング、GPU側が熱伝導ゲルシートだとか。
もう除去したから確認できないんだけど自分がグリスだと思ってたのはゲルシートだったのかな?
オワリ
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